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#essay 仮想通貨の写真素材を手に入れた

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仮想通貨について書かれた記事のトップにありがちな画像素材をたくさん手に入れた。 ちょうど下のようなやつだ。 これはとある写真サイトのメーリングリストを購読していると期間限定でもらえるものだ。 恵んでもらっておいてなんてことをいうんだと思うが、 自分はこういった画像には意味がないと思っていて、あまり好きではない。

仮想通貨っぽいもの

コインの作り方

ところで、こういった写真はどうやって作っているのだろうか? この画像はCGっぽいが、世に出回っている全部の画像がそうなのだろうか? 実際にこういうコインを作って撮影したりはしないんだろうか。 そう思って「コイン 自作」 と検索したら検索結果に仮想通貨のトークン発行についての記事がたくさん出てきて、 なんだか暗い気持ちになった。 人間の欲はすごく大きいし、欲に目がくらんだ人を利用しようという欲を持つ人もこんなにたくさんいる。

思ったとおり、金属コインを作る業者が存在するようだ。 金型を作ってくれるらしいので大量生産も可能である。 しかしオリジナルコインを写真のように大量に作ろうと思うと10万円以上の出費になるようだ。 CGで済ませる気持ちもよくわかる。 ただ、CGなら写真素材と言わずにちゃんとCGと言ってほしかった。 それとも自分が勝手にCGだと思っているだけで本当に撮影したものなんだろうか?

なぜコインを作るのか

改めて画像を見ると、本当に豪華な雰囲気がある。 金貨を模したのであろうBitcoinのような何かが積み上げられ、ばらまかれ、直立させられている。 お金儲け系の記事や本、広告にはこういうきらびやかな写真が載っていることが多い。 札束風呂なんか有名だろう。 しかしこういう写真を見て「目がくらむ」人が本当にいるのだろうか? ジェネレーションギャップというやつだろうか。

そもそもBitcoinは合意形成システムの上に成り立つ信用である。 ある意味では通貨ですらない。 もちろん実体もない。 それなのにどうしてこういった画像が作られるのだろうか。

Webサイトでは記事にカバー画像があるとSEO的に良いらしい。 なので少しでも多くの人に見てほしくてSEOをたくさんやってる人の記事には必ずカバー画像がある。 少しでも目立たせようとしてYouTuberみたいなカバー画像になってることもある。 正直どうかと思う。 Googleはまだカバー画像の内容までは見ないはずなので、 カバー画像があれば良いんだろう、 ということで単色背景に記事タイトルといった簡素な画像を使っている人もいる。 しかし絵や写真を使う場合はなんとかして記事と関連する画像を用意してこなければならない。

前述の通り仮想通貨には実体がない。 ウォレットのGUIやソースコードは目に見えるが、地味だし金儲け目的の人には響かない。 そういうものを見ておもちゃっぽいという印象を受ける人もいる。 そこでBitcoin的な金貨の画像が使われるのだ。

見た目で判断するということ

それはそれとして、物事を見た目で判断しようとする人はかなり多い。 タブレット端末を触っていると遊んでいると思う人なんて話も聞くし、 透明飲料が売れている理由なんてのも有名な話だ。 また、実体のないものをうまく扱えない人もいる。 現金じゃないと使った感じがしなくて使いすぎてしまう、なんて例がある。

Bitcoinは信用であり、信用は目に見えない。 目に見えないものは軽視されがちだが、これからは様々なものが目に見えなくなっていく。

もちろん目に見えないよりは目に見えるもののほうが製品としては優れているだろう。 直感的なデザインというのはよく言われる。 中身と外見が一致するようにデザインをすることは可能である。 しかしそれは逆に中身と異なる外見を作り上げることもできるということだ。

中身と異なる悪意のあるデザインをする人のことを一般に詐欺師という。 物事を見た目で判断しようとする人は、 悪意のあるデザインに惑わされて騙され続けることになるだろう。 今見ているそれは何なのか? なぜそうなっているのか? そういったことを考え、外見から離れた中身を捕まえることができる人は有利になる。 そういう人になれるといいな。

「仮想通貨の画像」を見てムッとした感情を広げて書いたらそれなりの長さの文が書けた。 結局何を言いたいのかというと、 自分はそそのかされて仮想通貨に投機目的で群がる人々を苦々しく思う。