大学の演習ではいろいろなことをする。 そのたびに新しいファイルが作られる。 それらすべてをホームディレクトリ直下に置くとカオスなことになる。 自分はあるていどディレクトリを分けて整理しようとしているが、それでもなかなか雑然としていて、 たぶん過去の特定のファイルを探し出すことは難しい。
そのため、命名規則に一貫性のあるディレクトリ作成を支援するBash関数を書いた。 横の人に聞いてみたところ需要があるようなのでここで公開する。 使ってみて改善点などあれば教えてほしい。
mkws
mkws
(“make workspace"の略のつもり)
は日付で管理されたディレクトリ構造を~/workspace
以下に構築するBash関数である。
引数なしで実行すると ~/workspace/<年>/<月>-<日>/space.<ランダムなプレフィックス>
という規則でディレクトリを作成する。
プレフィックスのおかげで名前がかぶることを心配しなくて良くなり便利。
そして、作ったディレクトリに移動する。
$ mkws
mkdir: created directory '/home/kotet/workspace'
mkdir: created directory '/home/kotet/workspace/2018'
mkdir: created directory '/home/kotet/workspace/2018/10-04'
mkdir: created directory '/home/kotet/workspace/2018/10-04/space.bbjg'
/home/kotet/workspace/2018/10-04/space.bbjg
引数を与えると
~/workspace/<年>/<月>-<日>/<引数>.<ランダムなプレフィックス>
というディレクトリが作られる。
$ mkws test
mkdir: created directory '/home/kotet/workspace/2018/10-04/test.tbxr'
/home/kotet/workspace/2018/10-04/test.tbxr
$ mkws kotet
mkdir: created directory '/home/kotet/workspace/2018/10-04/kotet.stwe'
/home/kotet/workspace/2018/10-04/kotet.stwe
インストール方法
ワンライナー
一応コマンド一発でインストールできるようにしておく。
以下のコマンドをコピペして実行するとmkws
コマンドが使えるようになる。
curl https://gist.githubusercontent.com/kotet/965657d6966a888ad3bf90de73142820/raw/mkws.sh >> ~/.bashrc && source ~/.bashrc
手動で追記
Gistで公開されているものを~/.bashrc
に追記すればインストールは完了である。
この記事の初版を書いたあと、改変がしやすいように多少整理した。
命名規則が気にいらなかったりする場合は自分で書き換えてほしい。
https://gist.github.com/kotet/965657d6966a888ad3bf90de73142820