少し詰まったのでメモ。
講義でJavaを書くので、自分のラップトップにも開発環境を構築しようと思った。
しかしArch Linuxにおいては、
ただパッケージをインストールするだけではjavac、javap等のツールが使用できない。
archlinux-java
ArchWikiを見てみると記事がある。
この記事中にあるパッケージでJDKのインストールができるのだが、
インストールしただけではPATHが通っていないようで使えない。
Arch LinuxのJavaにはarchlinux-javaという専用の管理用コマンドが存在しており、
インストールしたあとにそれで有効化するという仕組みになっているようだ。
archlinux-javaはjava-runtime-commonパッケージの中にある。
通常のパッケージマネージャーでインストールされたパッケージは、
archlinux-javaをサポートしていればarchlinux-java statusで一覧できるようになる。
$ yaourt -S jdk10-openjdk
$ archlinux-java status
Available Java environments:
java-10-openjdk
java-8-openjdk/jre (default)
名前を確認したら、archlinux-java set <環境名>で環境が利用可能になる。
リンクの作成などをするため管理者権限が必要なので注意。
$ sudo archlinux-java set java-10-openjdk
$ which javac
/usr/bin/javac
$ file /usr/bin/javac
/usr/bin/javac: symbolic link to /usr/lib/jvm/default/bin/javac