KOTET'S PERSONAL BLOG

#log 53日間GitHubで草を生やし続けて気づいたnつのこと

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これは1年以上前の記事です

ここに書かれている情報、見解は現在のものとは異なっている場合があります。

最近体調不良が続いた結果、contributionのない日ができてしまった。

別に1日途切れたくらいでおしまいというわけでもないしやめる必要もないと考えているが、やっぱりちょっと残念である。 自分なりの区切りとして、ここに53日間で思ったことを書いて行きたい。

良かったことと悪かったことを3つ箇条書きにしていく。 なおここで3つと言ったが特に考えてあるわけでもなく適当に書いたものである。 箇条書きにすると「〜で気づいた◯つのこと」みたいなタイトルにできてクソ記事感が稼げる。

1 - 毎日わずかでも前に進む

毎日何かをしなければならないので、必ず何か変化する。 今の自分はあまり1日で時間が取れないので、2、3日頑張ったくらいではあまりたいしたものはできない。 しかし塵も積もればと言うように、無理のない進捗を毎日継続して出せれば大きな成果になる。 その実例がprogressである。 これはpythonで書かれたものをDで書き直したもののため、あまり複雑な作業ではなかった。 また、元にしたコードがちゃんと綺麗に分割されているので、少し書いて動くか確認ということがしやすかった。 さらに、直したいと思ったところを分けて問題ごとに細かくcommitする癖もついた。 そのおかげで1日の作業量をかなり減らせて、力つきることなく一定のペースで書き続けることができた。 草を生やしていなければprogressは完成していなかったかもしれない。

2 - 何かやったという安心感

作業する時間が取れず、全く何もできない日もよくある。 そういう時はあらかじめPRを作るためのブランチをたくさんストックしておいたり、PRの作成とそのマージで2日ぶんのcontributionとしたりすることでカレンダーをつないでいた。 ボタン一つで稼げてしまうあまり中身のないcontributionだが、それでも具体的に記録として残る1 contributionなので何かやったという気持ちになれる。 この頃ほとんどまとまった作業時間が取れず、最近何もやってない!という不安によく襲われていたのが、これを始めてから今日はこれをやったから大丈夫と思えるようになった。 contribution calendarは精神の安定ももたらしてくれた。

3 - やりすぎない

草を生やし始める前は、1日に一気にいろんなことをやろうとして何時間も座りっぱなしということがよくあった。 それで実際にいろんなことができればいいのだが、実際はなぜかあまり進捗がない。 また、1日に一気に頑張りすぎたせいでその後しばらくモチベーションがなくなってしまう。 それにずっとやっていると邪魔が入るので、かえって自由にできないと感じてストレスになったりもした。 contribution calendarは1日にあまりcontributionが多いとそれに合わせて全体の色が薄まってしまうようになっている。 それを防ぐため、1日のcontributionが多くなりすぎないようにしなければならない。 その結果1日に一気にやりすぎないようになり、細く長く継続するということができるようになった。 また、問題をcontributionを単位に小分けすることで、作業時間の見通しが立つようになった。 その結果、誰にも邪魔されない時にさっと作業して離脱するというような一撃離脱戦法じみた習慣がついた。 最終的に、時計を確認する癖がついた。 contribution calendarには生活習慣を改善する効果もある。

4 - 時間はかけられない

欠点としては、1 contributionあたりの手間が大きい作業は後回しになることだろうか。 progressの場合はpythonのコードで完成形が示されていたので具体的な作業内容、作業時間が容易に推測できたが、どうなるかわからなかったり、何をすればいいのかわかっていない作業を始めるのが億劫になった。 作業を分割して、見通しを立ててからでないと作業をできなくなったのは逆にいいことである面もあるかもしれないが、分割できない問題をしなくなり、解けそうな問題しか解かなくなったという点で短所である。

5 - 無駄な動きが増えた

2でも述べたが、カレンダーをつなげるためのあまり中身のない行動というのが発生している。 自分の精神の安定のためにやっていることだが、自分のPRの作成とマージの日を別にするとかは少しやりすぎな気もする。 「何かやっている感」は生まれるが、実際はその日はボタンを1押ししただけでほぼ全く何もしていない。 給料をもらうためにわざと残業をするような無駄である。

まとめ

これまでの長所短所をまとめると、問題を小分けして少しづつ前に進むことを覚えたが、一度に大きな作業をするというのをしなくなり、contributionを稼ぐための無駄な動きも発生しているということになる。 大きな作業をしなくなったというのは、もともと今の自分の状況では大きな作業をする時間を確保できないので問題ない。 無駄な動きもこれがなければ、なにかしなくちゃ!という焦りからかえって実りのないことをしそうだ。 そういうわけで、草を生やし続けるというのは今の自分の状況には適したやり方なのではないかと思う。 1日途切れたくらいでめげずに、今後も草を生やして行きたい。